校長挨拶

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校長挨拶

校長 太田博文
  玄洋高校は本年度創立三十五年目を迎えます。四月七日の入学式では、三十五期生の三一九名を温かい歓迎の拍手で迎えた在校生代表が、母校の誇りを胸に声高らかに校歌を歌いました。その力強い息吹は、玄洋高校の新たな時代の幕開けを感じさせるものでした。
   本校は昨年度から「今こそ見せろ玄洋魂 目指すは君の日本一~なりたい自分への第一歩~」をスローガンとして定め、校門正面に大きく懸垂幕として掲げるなど、生徒の進路意識や目的意識の高揚に努めています。そこで新入生には入学式の式辞の中で、このスローガンの意味について次のような話をしました。
 幕末の賢人を育てた吉田松陰は、松下村塾の門下生に対し「未だ、見たことのなかった自分を目指しなさい。心は熱く、一生に一度くらい、本気でやってみなさい。必ず達成します。運命をつくりなさい。」と言って叱咤激励したといいます。その言葉は「未見の我」と呼ばれていますが、まさに本校のスローガンにも同じ思いが込められています。今の自分自身は、まだまだ本当の自分ではありません。皆さんは、まだ自分でも気付いていない優れた能力を秘めており、鍛え上げ、磨き上げることで光り輝くことのできる原石なのです。
 その原石である玄洋生に期待することは、学業は言うに及ばず、部活動や学校行事など全てのことに熱く、本気で挑戦し、仲間と一緒にやり遂げる充実感や達成感、感動を体験して欲しいということです。さらには、様々な困難や試練に遭遇しても怯むことなく、何度も立ち向かい、失敗や挫折から学び、立ち直る経験をとおして自分自身を鍛え上げ、磨き上げて、光り輝いて欲しいのです。
 必ずや「未見の我」を見つけるという強い決意を持って、玄洋高校で「なりたい自分への第一歩」を踏み出してくれることを期待しています。
 また、二、三年生には始業式の式辞の中で、本校のスローガンの具現化について次のような話をしました。
 皆さんの「なりたい自分」を実現させるために、本年度は全校で良い習慣づくりに取り組みます。具体的には、国民教育の父と呼ばれた森信三氏の提唱する「時を守り、場を清め、礼を正す」の実践を、全校生徒と先生方とが一緒に取り組んでいきます。このことは職場再建の三原則とも言われ、多くの企業が実践して効果を上げています。したがって、組織全体で取り組むことに、より大きな意義があるのです。
 作家の芥川龍之介氏は「運命は性格の中にある」という言葉を残し、司馬遼太郎氏は「何事か成し遂げるのは、才能ではなく性格である」と明言しています。 この様な「運命と性格」については、京セラ名誉会長の稲盛和夫氏は「善き事を思い、善き事をすれば、良い結果が生まれます。また、そういう思いをずっと抱いて行動していると、結果として、その人の性格を形づくっていく事になります。そして、その性格によって運命が決まってくるのです。」という信念のもとにJALを再建させました。また、元メジャーリーガーの松井秀喜氏は、「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わる。」という言葉を座右の銘とし、この言葉を信じて疑うことなく努力した結果、メジャーリーグで大活躍することができたのです。
 つまり、全校で「時を守り、場を清め、礼を正す」ことを習慣化することが、皆さんの性格を変え、運命を変え、人生を変えるということなのです。

 本校では、本年度から全校生徒が教職員と一緒に「時を守り、場を清め、礼を正す」ことを習慣化し、「なりたい自分への第一歩」を踏み出すことを目指しています。是非、本校の取組をご理解いただき、ご家庭でも良い習慣づくりにご協力いただきますよう宜しくお願いいたします。

(玄洋高校報「海の香」より)

 

 

学校ロゴマークについて

 自然環境豊かな地域の雰囲気を水平線と樹木化した「y」の文字で表し、玄洋高校の35年間の教育活動が日光のように生徒一人一人の個性を伸長させてきたことを、太陽を模した「o」の文字の中に35という数字を入れ象徴的に表現しています。
 また玄洋高校のキャリア教育のキャッチフレーズ「なりたい自分になろう」を七色にすることで、玄洋高校が生徒一人一人の多様な進路希望を支援していることを表現しています。

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